医療法人正志会理事長挨拶

患者さま方のQOL(生活の質)向上を考える上で、「インフォームドコンセント」と「生活を診る」ということは重要なことです。

「インフォームドコンセント」は、本来医療側の十分な説明と患者さま側の理解を意味しますが、当院では一歩踏み込んで、自院にこだわらず様々な可能性・治療法を呈示して、よりよい医療を受けていただく「医療におけるブリフィックス」を実践しています。
そのためのネットワーク作りを泌尿器科臨床医会・日本コンチネンス(尿失禁)協会などを通じて精力的に行っております。

「生活を診る」ということは、一般には高血圧などの生活習慣病での食事指導などをいいますが、ここでもわたしたち一歩踏み込んでおります。 やみくもに「安静にしてください」とか「入院して、じっくり治療しましょう」と言いましても、今の御時世では職を無くし生活水準が低下し、病状が悪化する一方です。
医療側として妥協はいたしませんが、是非一緒により良い治療の道を探すお手伝いができればと考えております

医療法人正志会
理事長 東 勇太朗